# 今年の記録

本稿はNCC Advent Calendar 2020 (opens new window)4日目の記事です。

# はじめに

こんにちは。IMS/MS B3 の Jabelic です。今年は特異な一年でしたね。一応一サンプルとして所感をまとめておくことは有意義なことだと思うので、記録として今年のあれこれを書き起こしておきます。

# 大学が始まるまで

  • 今年は元々オリンピックイヤーで、GW にも授業がある特別な年でした。
  • ことの発端は 2 月に新型の肺炎が流行り出して日本にも入ってきて大変だとか言う話がちらほらし出した頃でしょうか。その頃にはまさか大学が開講時期を延期するとは思っていませんでした。小中高校に休校要請が出たのはこの頃、2 月の下旬あたりでした。
  • 3 月頃には専門家会議から接触8割減のアナウンスが出て徐々に緊張感が出始めていました。多くの人は、この曲面を乗り越えれば感染は落ち着いて、元の生活ができると考えていたと思います。この頃に NY などの海外ではロックダウンが行われていて、世界的に大問題になった瞬間でした。日本では志村けんさんが亡くなったことが国民に大きな衝撃が走り、国民意識を変えた気がします。
  • 大学は、「とりあえず 4 月下旬に再開するつもりだけど、無理っぽかったらアナウンスします」と言う声明を出していました。多くの大学が 4 月下旬再開を目指していましたが、GW 明けに再開する大学と 4 月下旬に再開してしまう大学の2手に別れました。明治大学は GW 明けでした。多くの大学はこの段階では一時的にオンラインでやり、期末試験は対面でできるように準備を進めていました。
  • 4月初旬、緊急事態宣言が発令されました。のちに5月末まで期間が伸びました。これを受けて多くの大学は GW 明けの再開になりました。
  • 諸々の大学の決定は W 大学が先行していました。学生への緊急助成金の交付等も一番早かった気がします。
  • 結局春学期は 14 週の授業を 12 週で行うことになりました。
  • バイトもなく、世の中はギスギスして、外出も思うように出来ない。同じ場所にいると集中力なんて続かない。社会に堕落することを強制されている気分でもありました。太陽の光と運動は大事ですね。この辺りから毎朝散歩をするようになったかな。

# 春学期

  • かつてない試みのオンライン授業、非インタラクティブな授業で授業速度 7/6 倍、Oh-meiji はサーバーダウン連発で動画が見られなかったりと、結構大変でした。
  • Zoom での授業と動画配信での授業、2パターンあって、講義動画を途中で消したり、Zoom で使用したスライドを共有してくれなかったり、教授が慣れていなくてタジタジな講義動画だったりと、クオリティもあまり良くありませんでした。
  • 講義動画は 100 分〜60 分の講義+課題などの構成で、毎回課題が出される講義がスタンダードでしたが、これがとても大変でした。お家の中で 100 分時間をとって課題をきちんとこなすのは集中力や家庭環境の観点から非常に難しいものでした。課題は手書きのものをスキャンしなければならないなど、手間もかかりました。
  • 明治大学ではないが聞いた話だと、Zoom, GooleMeet, Teams など教授によって使うツールがバラバラで学生が困惑している状況があったらしいです。明治大学ではツールの体制などはなるべく揃えるという方針を持っていたためにこう言う事態には至りませんでした。
  • 多くの学生が課題量に対して追いつけない状況にあったことを大学は察知し、課題の削減や評価基準を下げるなどの措置を教務サイドに要請するなど、柔軟に対応してくれました。
  • アルバイトの収入源があった学生に対し、10 万円の至急がありました。ありがたかったです。

# 秋学期

  • 授業が改善されたように思います。Zoom 授業が増えたかな。従来通り 14 週での授業であることも関係していると思いますが、春に比べて余裕が出来ました。
  • しかし、7 週間目あたりから課題や授業をフォロー出来なくなってきました。
    • 研究室 and 卒業研究が始まったことも大きく、モチベーションは上がりつつも、タスクが溢れて大変です。英語の授業の研究もあって大変。人によっては就活関係で忙しくなってくるのであっぷあっぷです。

# おわりに

今のところこんな感じです。まだまだこの状況は続きそうですね。こういうときこそ進捗です!ニュートンはペストで大学が封鎖されたときに万有引力を発見しました。頑張ろう!

Last Updated: 12/6/2021, 7:41:52 PM